近年,多くの学生が目標にする大学受験において英語を重視する流れがあります。
大学によっては英検2級を持っていれば,見込み点という形で一定の点数が保障されたりすることもあり,英検やTOIECなどの英語系の検定は重視されています。
一方,漢検は大学受験等で加点されるなどのメリットが少ないので,受験をすることすら考えない検定になってしまっています。
今日は,国語教師であり,漢検準一級を所持している僕が漢検を受けるメリットをお話ししていこうと思います。
準一級を取得すると漢検協会から会員証がもらえます。
それがこちら↓↓
・漢字教育サポーター
まず漢検の1級か準1級に合格すると漢検生涯学習ネットワークという団体の会員になることができます。
この団体は漢字学習を推進したり,普及させて行ったり,会員同士での交流を目的としたもので,年会費等は一切かかりません。
そして,「漢字教育士」資格認定講座カリキュラムという講座を受講した後,漢字教育サポーターとして実際に漢検協会に依頼があった際に,小学校や中学校で漢字に関する指導を行うことができます。(お金も出ます)
実際に教職についていない方でも現場で活躍されているようで,楽しそうなお仕事ですよね〜
「漢字教育士」資格認定講座カリキュラムという講座は約1年間という長いスパンでの受講が必要で,僕は今年受講し終えました。
今年の5月には修了式が京都であるようなので行ってみようと思います!